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国際平和デー


こんにちは、兵庫のひなたです!


9月21日は「国際平和デー」だということをご存知ですか?

国際平和デーとは、2001年に国連が定めた国際平和の日です。(International Day of Peace)


 人類は有史以来、人が人を殺さない日はない、といわれています。

通称ピースデーと呼ばれるこの日は、たった1日でいいから「人が人と争わない日」をつくろうという思いから制定されました。国連は、全ての国、人々にとって共通の理想である国際平和を祈念、推進していく日として全ての国連加盟国、国際機関、地域組織やNGO、そして個人に対してこの日を適切な方法で祝うよう呼びかけています。

  国連ニューヨーク本部では、毎年この日に国連事務次長が「平和の鐘」を鳴らす特別記念行事が行われます。この鐘は多くの国の代表やローマ法王、その他の子供たちを含む多くの人から集められたコインで鋳造され、日本国際連合協会から寄贈されたものです。この式典は「国際平和デー」を記念する数々のイベントの開始を告げます。

 こうして世界で認められている「国際平和デー(ピースデー)」ですが、実は日本と大きな関わりがあるのです。ピースデーを祝って鳴らされる「平和の鐘」。この鐘を国連に贈ったのは、一人の日本人なのです。



(国連NY本部)



 元愛媛県宇治市の市長中川千代治さんは、第二次世界大戦に徴集されビルマでの激戦の中連隊が全滅し、本人も足を射抜かれて意識を失い、気がつくとパゴタ(ビルマの仏塔)で一人生き残っていたという残酷な体験をしました。彼は、自分だけが生き残ってしまったことに苦しみますが、彼が行き着いたのは「2度と戦争をしてはならない」ということを伝えることでした。彼はそんな思いから国連に「平和の鐘」を送りました。彼がオブザーバーとして参加したパリ国連総会で、平和の願いを込めた鐘を寄贈したいと申し出ました。敗戦国からの提案が受け入れらたことは奇跡に近いといえます。今年も彼と多くの人の願いが詰まった鐘が鳴らされます。



 最後まで読んでくださりありがとうございました。私は恥ずかしながら今まで「国際平和デー」の存在を知りませんでした。私と同じようにこの記念日を知らない友達がいれば、この国際デーを広めて、一緒に祝うこと。これが、今私にもできるアクションなのではないかと思いました。ピースデーとは世界に停戦を求め、平和について考える日ですが、それと同時に遠い国の見知らぬ誰かのために想いを馳せる日でもあると思います。

 みなさんもこの記念日をきっかけに、今自分が平和に向けてできることを考えていただけると大変嬉しいです!




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