こんにちは!兵庫のあんころです♪
今回も前回のひなたの記事に続き、国際デーについて紹介していきます。
9月26日って何の日?
国連は、核兵器の完全な排除のための国際デーとして9月26日を記念しています。 この日は、世界の国際社会が世界の核軍縮、そして核廃絶を持続させるにはどうすれば良いのかを考えるきっかけになると思います。核兵器のない世界の平和と安全を実現する一歩として、みなさんもこの記事を読んで頂けたら嬉しいです。
世界的な核軍縮の実現は、国連の最も古い目標の一つです。しかし、現在約13,080発の核兵器が残っています。そして世界の人口の半数以上は、核兵器を持っているか、核同盟を結んでいる国に住んでいるのです。冷戦の最盛期以降、核兵器の配備数は著しく減少していますが、条約に従って物理的に破壊された核兵器は1つもないというのが現状です。
一方、冷戦以来、国際デーは核兵器が人類に与える脅威と、核廃絶の必要性に対する国民の意識と教育を通じて、核軍縮をさらに進めることを目的としています。そうすることで、核兵器のない世界という目標達成に向けた新たな国際的な取り組みが期待されるのです。
核軍縮実現へのあゆみ
1945
2発の原爆は広島と長崎の都市を破壊し、直ちに合計21万3000人が死亡したと推定されている。
1946
第1回決議では、国連の主要な目標として核軍縮を決定した。
1991
南アフリカは自発的に核兵器計画を放棄した。
1992
戦略的武器削減条約(START I)へのリスボン議定書によって、ベラルーシ、カザフスタン、ウクライナはソ連の解散後、自発的に核兵器を放棄した。
2008
国連のバン・キムン事務総長は、核軍縮に向けた5点計画を発表した。
2013
総会は、核軍縮に関する初めてのハイレベル会合を開催した。総会は決議68/32を通じて、9月26日が核兵器の完全排除のための国際デーになると宣言。
2017
7月7日、核兵器禁止条約が採択される。☜これは、20年ぶりに核軍縮が交渉された多国間法的拘束力のある手段です。
2018
事務総長は「我々の共通の未来を確保する:軍縮のための議題」を立ち上げた。☜アジェンダとして、「人類を救う軍縮」の枠組みの中で核兵器の排除に取り組んでいます。
2020
核兵器不拡散条約(NPT)発効50周年。
2021
1月22日、核兵器禁止条約発効。
2月3日、両当事者は、戦略的攻勢兵器のさらなる削減と制限に関する措置に関する米国とロシア連邦の間の条約を2026年2月4日まで延長することに合意した。
私の思い
アメリカの傘の下という言葉があるように、核軍縮の実現にはどうしても政治が絡んでしまうのが現状です。しかし私達は高校生という立場だからこそ、行動に移すきっかけをつくることができる、政治などの外的要因が付随しない高校生が、核廃絶に向けての率直な思いを胸に活動することには必ず意味があると思っています。 この記事を通して、みなさんも核軍縮について少しでも考えるきっかけになると嬉しいです。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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