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私の平和観【ひなた】

みなさん、こんにちは。兵庫のひなたです。

今回は、私の平和観をご紹介します!


私が初めて「平和」について考えたのは小学校低学年の時、口数の少ない祖父から聞いた戦時中の話でした。祖父はお酒を飲んだ時にしかこの話をしてくれませんでしたが、その時に聞いた話は高校生になった今でも覚えています。                

祖父が小学生だった頃、都会から地方に疎開してきた祖父は、いつも食べるものがありませんでした。食料がなくお弁当を作ってもらえなかったため、学校でのお弁当の時間は、空腹を紛らわすためにひとり校庭の隅みで、みんながお弁当を食べ終えるのを蹲りながら待っていた、という話でした。お腹がすけばすぐにご飯を食べられることがとても幸せなことだと自覚していなかった私は、大好きな祖父が辛い少年時代を過ごしていたと知り、とても辛い気持ちになったことを覚えています。とても身近な存在の祖父によって、私にとって遠いものだと思っていた戦争が一気に近くに感じられるようになりました。            中学生の時や高校生になった今でも戦争関連の本を読んだり、今もなお続く内戦のドキュメンタリーなどを見ると、その度に胸が締め付けられるような思いになります。しかし、戦争の恐ろしさを知り、心を痛めるだけでは、これからの未来には繋がりません。核廃絶を訴え続け、2017年にノーベル平和賞を受賞したサーロ節子さんがあるインタビューで「人類の過ちに祈りを捧げるよりもアクションを」とおっしゃいました。私たち1人1人が立ち上がり、小さなことでも行動を起こすことが、幸せな未来を作ることに繋がるのだと思います。

ぜひ私たちと一緒に声を上げ自分の中の「平和」について考えませんか?

読んでくださり有難うございました。






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